Students
ニュートリノ質量・レプトン数非保存、暗黒物質、地下稀現象探索を中心とする宇宙素粒子物理学の研究を進めています。実験・データ解析・装置開発・現象論をつなぎ、神岡地下の低放射能環境を活かして、宇宙年齢よりも稀な現象や微弱な信号の探索に取り組んでいます。
一緒に研究を進めてくれる 学部生・大学院生(修士・博士)・学振PD の参加を歓迎します。拠点は東北大学(仙台)ですが、研究施設が神岡にあるため、テーマによっては 神岡での実験作業(数日〜数週間、場合により長期) が入ります。
受け入れ対象
- 学部4年(卒研)、修士課程、博士課程
- 学外からの短期滞在・インターン(要相談)
- 学振PD(受入可能。研究計画に応じて相談)
学部4年生は、東北大学理学部物理学科の4年生として ニュートリノ に配属された後、大学院入学試験終了後(9月頃)を目処に卒研が始まります。本人の希望、経験、人数バランスを考慮して卒研テーマを決定します。
研究テーマ例
以下は例です。本人の希望・経験に応じて、テーマの難易度、期間、成果目標を調整します。
A. KamLAND / KamLAND-Zen のデータ解析
- KamLAND/KamLAND-Zen のデータを用いたニュートリノ・暗黒物質・稀現象探索
- 長時間バースト、$^{12}$C 脱励起反応、原子核・原子過程を用いた新しい信号探索
- Super-K との同時ミューオン解析による「ミューオンパズル」の研究
B. KamLAND2 / KamLAND2-Zen に向けた研究
- KamLAND2-Zen に向けた電子回路・DAQ・トリガ系の開発
- RFSoC/FPGA を用いた読み出し回路・同期データ取得の研究
- KamLAND2 に向けたRn除去、太陽ニュートリノ観測の準備
C. 神岡地下 CryoLab と γ線TES 稀現象探索
- 神岡地下 CryoLab の遮蔽システム設計・評価(γ線/中性子)
- 中性子測定、バックグラウンドモデル構築、低放射能材料評価
- γ線TESを用いた高分解能測定と希少核崩壊探索
- $^{180m}$Ta、$^{112}$Sn などを用いた稀現象探索や暗黒物質誘起信号の検討
D. 検出器・読み出し技術の開発
- TES/MKID を用いた γ線・X線高分解能検出器の開発
- SQUID 読み出し、低雑音化、地下環境での安定運用
- RFSoC/FPGA、トリガ、DAQ、波形解析パイプラインの開発
E. 現象論・理論との共同研究(希望者向け)
- 0νββ探索結果のレプトン数非保存 operator 解釈
- 将来実験感度を用いたニュートリノ質量・LNV機構の到達性評価
- 暗黒物質の地球捕獲、非平衡対消滅、地球熱史を用いた制限
- 既存ニュートリノデータを用いた暗黒物質・アクシオン・稀現象探索
- 将来の大型液体シンチレータ検出器で可能なサイエンス検討
相談・応募
まずは Contact ページからご連絡ください(相談だけでも歓迎します)。
その際、以下を添えていただけるとスムーズです。
- 興味のあるテーマ(上の A〜E など)- 現在の所属・学年
- 希望開始時期